肩こりがひどい原因とは!整体と鍼灸のどちらを受けるべき?

肩こりは年代や性別にかかわらず、悩む人は本当に多いですよね。現代病ともいわれる肩こりは、どんな原因によって引き起こされるのでしょうか?

ここでは、肩こりの原因とこの原因にマッチした対処法、さらには肩こりの改善・予防に効果的だといわれている【整体】・【鍼灸】にフォーカスを当て知ったおきたい詳細をわかりやすく解説します!

肩こりのツライ症状とは?

肩こりには、次のような3つの症状があり、悪化してしまうとさらにツライ症状が現れてしまいます。

①肩こりの初期症状・・・肩の張りや痛み/首の張りや痛み

②肩こりの中期症状・・・目のかすみ、眼精疲労

③肩こりの後期症状・・・頭痛や嘔吐、めまい

このような症状があらわれ、さらに肩こりがひどくなると、カラダや細胞、脳などのあらゆる機能をつかさどる、自律神経の乱れが生じ、熱っぽくなったり、カラダのダルさがいつまでも抜けなくなったり、夜眠れなくなるなど、ライフスタイルを過ごすことに大きな支障を与えてしまいます。

肩こりの原因5つを学ぼう!

肩こりは、カラダの不快な症状、悩みの中でも、男女ともに上位に入り、とても深刻化されています。

ですが、これからご紹介するみなさんそれぞれの原因を学ぶと、ライフスタイルの中での解決策が自然と把握できるようになるのではないでしょうか。

肩こりは体の悩みの中で男女ともに上位に入るほどの深刻なもの。あなたの肩こりの原因がわかればおのずと解消方法がわかってきます。

肩こりの原因には、意外に知られていなかった5つのことが提示されています。

肩こりの原因①何らかの病気によるもの

肩こりという症状の裏には、何らかの【病気】が隠れている可能性もあります。

頚椎や関節、そのまわりの組織の炎症が原因だったり、胆石や狭心症といった内科的な病気を持っていると、肩こりがひどくなることもあります。

肩こりが当てはまる病気では、ヘルニアや狭心症、胆石などが挙げられています。

肩こりを感じ、他のカラダのパーツが痛んだり、痺れが続く場合は、早めの受診をオススメします。

肩こりの原因②自律神経の乱れによるもの

睡眠不足や食事の栄養バランスの乱れなど、ライフスタイルが不規則で、ストレスを抱えたままになっていると、自律神経のはたらきが不安定になり、肩こりを引き起こしてしまいます。

自律神経の乱れは、【自律神経失調症】につながり、この症状に肩こりやめまい、頭痛や倦怠感などが挙げられています。

肩こりの原因③免疫力の低下によるもの

こちらの原因はあまり知られていないのですが、カラダの機能を担う免疫力が低下すると、肩こりが慢性化してしまうことがあります。

偏った食事の栄養バランスの乱れによって、カラダや神経の免疫力が下がり、血行不良になると、肩こりが引き起こされます。

女性に多いイライラ、更年期障害などが置きやすい年齢になると、ホルモンバランスの乱れなどからカラダのあらゆるパーツが不安定になり、免疫力が低下することで肩こりの症状が長期化してしまいます。

肩こりの原因④カラダの冷えと筋肉量の低下

肩こりは、男性よりも女性の方が感じやすいといわれています。この理由は、女性は男性よりも筋肉量が少なく、エネルギーを生み出すためのチカラが弱いことで、血行不良や冷えになりやすいためです。

カラダの冷えは、筋肉を緊張させ、ストレスを与えてしまうことでこわばりにつながります。

さらに血行やリンパなどのめぐりが不安定になるため、疲労物質が溜まりやすく、肩の痛みが増幅されてしまいます。

肩こりの原因⑤バストの重みによるもの

女性は特に、妊娠や出産、ダイエットなどで体型が変化しやすい特徴を持ちます。

すると、バストサイズも頻繁に変化するため、ラインにマッチしていないインナーを身につけていることで、バストが支えられなくなり、重みによって肩にダイレクトなダメージを与えてしまいます。

女性はバストサイズが頻繁に変化するため、サイズの計測を習慣にし、ラインにマッチしたインナーを身につけるようにしましょう。

肩こりに効果的な改善策とは?

ツライ肩こりの症状は、セルフでも効果的な方法がたくさんあります。ここで、コストをかけずにできる肩こりの改善策をチェックしてみましょう。

肩こりの対策①肩のケアを習慣にしよう

肩こりは、基本的に温めると効果的です。肩こりが慢性化している場合は、ホットタオルなどで温めると、血行を促進し、筋肉のこわばりを和らげる効果があります。

人間の体は基本的に温めると血液の循環がよくなり、筋肉などが回復します。冷やすと一時的に麻痺したような感覚になり、痛みが消えたように感じますが、むしろ悪化してしまうので、ご注意ください。

肩こりの対策②パソコン・スマートフォンの使用時間を見直してみよう

わたしたちにとってマストアイテムであるパソコンやスマートフォン。このアイテムを長く見続けていると、目線が下になり、姿勢がゆがんでしまうため、血行不良となり、肩こりが起きやすくなります。

パソコンやスマートフォンを使用する際は、姿勢を正すことを意識し、長い時間見ないこと、適度に休息する時間を設けてみましょう。

休息中には、腕を大きく回すなどして、筋肉のコリをこまめにほぐすことに意識を向けてみましょう。

肩こりの対策③姿勢を正す意識を持とう

わたしたちの頭の重さは、およそ4kg~5kgもあるといわれています。この重さをしっかりと支えるためには、背筋をピンと伸ばし、まっすぐな正しい姿勢を心がけることがポイント。

姿勢が悪い分、頭の重さが肩への負担となり、めぐりが滞ることで痛みを強く感じやすくなります。

肩こりの対策④適度な運動を習慣にしよう

肩こりは、血液やリンパのめぐりが運動不足によって滞っていたり、筋肉のこわばりが解消されていないことで起きやすくなります。

カラダを動かす習慣を身につけていると、新鮮な酸素を体内にいつも取り込むことができるため、細胞が活性化し、めぐりが安定することで肩こりがおきにくくなります。

また、両手をそれぞれの肩に置き、後ろに向けて20回ほど回すストレッチは、整骨院のドクターも推奨している肩こり解消法となっています。

肩こりの対策⑤整形外科・神経外科への受診

肩こりが慢性化し、頭痛やめまい、痺れなどの症状がある場合は、セルフでの対策では十分な効果が得られない場合もあります。

整形外科や神経外科では、肩こりの症状をカラダの内側から改善・予防するための医薬品の処方が受けられ、早めに痛みを緩和することができます。

整形外科では、触診によって肩こりの痛み、筋肉の状態に問題があるかを診察できるので、肩こり以外の症状も一緒に改善することができます。

肩こりにプラスして、カラダの痺れがある場合は、自律神経の乱れが原因となっていることが多いため、神経外科を受診すると、痛みを和らげる鎮痛剤や、ココロの安定につながる抗精神薬などの処方が受けられます。

運動やマッサージといった表面的なケアも大切ですが、肩こりの症状によっては内側からのアプローチができる医薬品のほうが、早めの効果が期待できます。

肩こりに整体は効くの?

肩こりに悩む人が取り入れていることの多い【整体。】整体とは、このネーミングのとおりに、カラダを整えるための施術全般のことをいい、カラダの骨にアプローチをし、ゆがみを改善することで肩こりの症状を緩和します。

もともと整体は、【柔道整復】と呼ばれ、柔術の練習や試合において発生しやすい捻挫や打撲などの処置法としてはじまりました。

その後は、中国の伝統医学の思想などを取り入れ、今の整体へとつながり、肩こりだけではなく、美容や体質改善への効果も注目されています。

整体のメリットとデメリット

メリット

整体は、【身体の痛みや不調の原因を見つけることができる】・【自律神経のバランスが改善され、肩こりが治りやすくなる】といったメリットがあります。

整体を受けると肩の痛みや不快な状態をもたらす原因を突き止めることができ、症状にあった対処法をアドバイスしてもらうことができます。

整体は、肩こり以外にも、骨盤のゆがみや腰痛、むくみなどの症状を緩和し、トータル的な体質改善につながることも大きなメリットとなっています。

さらに、整体を受けると、カラダのゆがみやズレを解消することができるため、自然に自律神経が整い、肩こりの体質を根本から改善できます。

デメリット

整体のデメリットは、一度の施術では症状が一時的に良くなっても、繰り返してしまうことです。

何度か通院して受けることになるため、その分のコストや時間がかかるところが大きなデメリットとなっています。

肩こりには鍼灸も効く?

鍼灸とは、針やツボを肩の痛みがあるところなど、幹部に刺すことで治療する方法で、肩こりのある部分の筋肉にアプローチすることで、こわばりを解し、内側から痛みを緩和する方法です。

0.12mm~0.44mmまである太さの針を、専用の筒を使ってお肌へ直接指し、症状によって鍼灸士の判断によって変わってきます。

鍼灸で使う針は、細ければ細いほど痛みを感じにくいことが特徴となっています。

鍼灸には、大きく分けて【単刺】・【置鍼】・【パルス鍼】の3種があり、肩こりの症状によって使い分けます。

この3種の方法のどれかが用いられた後、最後に低周波の電気を流し、筋肉に刺激を与え、免疫系や自律神経系に作用させます。

すると、肩の痛みが徐々に鎮静したり、自己免疫力が高まって、肩こりの体質を改善することができます。

鍼灸のメリットとデメリット

メリット

鍼灸は、【肩の痛みを抑える】・【自律神経のバランスを整える】・【筋肉のコリをほぐす】といったメリットがあります。

鍼の刺激によって、モルヒネのようなホルモンが分泌され、肩の痛みの信号をシャットアウトすることができます。

整体と同じように、鍼灸は鍼の刺激によってリラックス作用をもたらし、セロトニンの分泌を高めるため、自律神経を整えながら肩こりの痛みを緩和します。

また、鍼を刺すと、リンパや血液など、カラダのめぐりが活性化するため、硬くなった筋肉をほぐし、肩の痛みを和らげてくれるメリットがあります。

デメリット

鍼灸のデメリットは、直接皮膚に刺激を与える方法のため、デリケートな肌質の方には肌荒れなどの副作用も心配されています。

肩こりの原因のまとめ

肩こりの対処法がわからないままに過ごしていると、他のパーツも不調になってしまうリスクがあります。

ご紹介した整体や鍼灸は、根本的な体質改善や、痛みのもとにダイレクトにアプローチできる効果がありますので、検討してみる価値はあると思います。

みなさんにあった肩こり対策で、健やかな毎日を思いっきりenjoyしてくださいね!

 

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